娘が足を折った

足をひねって腓骨の剥離骨折だそうな。
昨日は当直だったから怪我をしたことさえ知らなかった。朝から整形外科の外来担当医に電話を頂いて、ギブス固定しときましたからと知らせて頂いた。剥離骨折にギブスまで要るのかとの論点はあろうが、しっかりした固定はすべての処置の基礎だと思うから、その当否を云々する意思はない。それにしてもどんな折れ方をしたのだろうと手の空いた折りにエックス線を見てみたが、剥離した骨片がきわめて微細で、整形外科医が書き込んだマークがないと全く分からなかった。こりゃあ俺が診ても診断つかんぞ。やれやれだ。昨日の夜のうちに救急に娘が来ていたらお父さんの面目丸潰れだった。
うちの小児科部長は小児外傷症例の9割は小児科医で間に合うが持論で、小児救急のプライマリはすべて小児科医が診ることになっているが、改めてプライマリ・ケアの難しさを思った。外傷も何もかもとりあえず引き受ける現状の方針が正しいのかどうか。
とりあえず、娘は3週間のギブス固定。当面は御転婆も出来ず読書三昧である。

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