「ハッカーと画家」Paul Graham 著・川合史朗訳 オーム社

著者はLispハッカーで、Yahoo!storeの基礎を築いた人だそうだ。オンラインに店を出したい人がウェブサイトを構築するのを援助するソフトを開発した人。数分で見栄えの良いサイトができるのだそうな。彼の起こしたベンチャーがそのソフトごとYahoo!に買収されたのだと。Yahoo!ショッピングはこのあいだプリンタを買うのに利用したばかりである。あのときのウェブサイトもPaul Graham氏の作ったソフトウェアで構築されたのではないか。
邦訳はネットでも公開されている。ご一読賜りたい。「普通のやつらの上を行け」とか。
この人の文章を読んでいると無性にプログラミングを再び(三度だが四たびだかもう忘れた)勉強したくなってくる。いかんいかん。私はLispなんて.emacsとか.mewとかの編集だけで疲れ果ててしまった口だ。今さらの言語遊びなんて自粛するにしくはないが、それでも本書は面白かった。良い仕事をするというごく一般的で真っ当なテーマについての真っ当な論説だと思う。「髪のとんがった上司」の半端な説教臭さが無いので、ビジネス説教本にアレルギーのある人たちにも安心してお勧めできる。

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