懐かしの銘菓

久しぶりに「榎の一口香」を食した。
長崎人なら知らぬもののない「榎の一口香」である。
子供時代には、何でこんなものを専売する店が繁盛するんだと思ってたが、今になって喰ってみたら記憶にある以上に上品で程良く甘くて旨かった。何より、故郷を懐かしむことができた。海産物なら舞鶴から陸揚げされるものでもそこそこ旨い。カステラ屋なら京都にもある。一口香の程良いマイナーさが、故郷を懐かしむのには程良い。
古来、長崎人なら歌えなければならない歌が三つあると言われている。
1.でんでらりゅうば
2.文明堂のカステラのテーマ:「カステラ一番電話は二番」世界一長期に渡り放映されたとギネスに認定されたカステラ屋のCMソング
3.榎の一口香のテーマ:「まあるい小さな宇宙船・・・」決してスターウルフのテーマではない。
ともあれこの銘菓は、その特異な閉殻構造から、我々長崎の人間が子供時代に学業成績の振るわない級友を揶揄するときに引き合いに出されたものであった。長崎以外の土地では野菜の「ピーマン」が持ち出されていたものであろう。今となってはなんと罰当たりな事をしていたものよと思うが・・・それは反省しています。ごめんね。

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