子どもたちの小学校で授業参観があった。日曜日なので行ってみた。
特殊学級で息子が作文を書いていた。作文の題材は先だって行った宿泊授業であった。宿泊の日程表を参照して時系列で書き進めていた。脇で監督している先生が要所要所でデジカメ写真のプリントアウトを出して下さって、それを参考にディテールを埋めていた。参考にしたデジカメ写真を原稿用紙に貼り込んでいたので作品としても読みやすい(まさにブログの書き方である)。
ちょうど息子の能力に程良い課題かと思えた。家で宿題をやるときはうだうだと文句を言いつつ時にはパニックも起こしつつで進行するが、今回の授業では全くパニック無しに進んでいた。NICUで言えば必要十分の呼吸管理とディベロップメンタルケアでストレスサイン最小限の体重増加良好というところであろう。満足である。
最近の彼のコミュニケーション能力は「過去にあったことを想起して提示する」という段階が出来始めたところ。しかし「その情報を相手に既に提示したことがあるかどうか・相手が既に知っているかどうか」の考察がまるで抜けているので、周囲としては「同じことを何遍も何遍も聞かされてうんざりする」という段階である。この作文教育が発展して「日記をつける」ところまで行ったら、日記を参照することで、話す内容にバリエーションが増えてくれるのではないかと思った。
