軽度発達障害に関する講演

未熟児新生児学会にあわせて、「ハイリスク児フォローアップ研究会」の講演がありました。今回は「軽度発達障害」に関する教育講演があり、筑波大学の宮本信也先生のお話を伺いました。
新生児科医が大挙して発達障害に関する講演を聴きに来て下さるのには、親の一人としては感無量ではありました。というのは、既に世紀が改まってからだったと記憶していますが、日本小児神経学会から帰ってきた上司が、「自閉症について面白い話を聴いた」と言って得意げに語った内容が、「ウイングの三つ組み」だったのです。おいおい21世紀になっても日本で小児神経の専門を自称するみなさんの自閉症に関する知識はそのレベルかよと、げんなりした記憶がまだ新しいです。それって、先生、RDSの病態はサーファクタントの欠乏だぞと今さら言うようなものですぜ、と、とっちめてやりたかったですね。べつに内輪の会議で上司に恥かかせても始まらんのでだまって拝聴してましたが。
息子は王道を行く中核的な自閉症児なので、今回の講演には初めて伺う内容が多かったです。中には今まで息子からの類推で勘違いして考えていたこともあって、いろいろ勉強になりました。
でも私らがフォローアップ中に診断ができたところで、あとを引き受けてくれる児童精神科医が圧倒的に少ないんですよね。新生児科は薬を処方したらそれが効いたのを確かめるまで保育器の前で待ってる職種です。至急と言えば数分以内、時間指定なければ半日以内、明日になるようなら「遅くて済みません」と一言謝るのが新生児科。紹介して初診まで一年半かかりますっていうような科に紹介するようにとアドバイスいただいてもねえ・・・というのが、未解決な問題でした。

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