最新刊(まだウエブでしか読めない)の業界雑誌に掲載された論文ですが。
32週未満の早産でNICUに入院した子の親御さん101人にアンケートに答えて頂いたところ、「NICUの医療チームは情報をよく伝えてくれた」し「新生児科医もそこそこ良い仕事をしてくれた」けれど、やっぱり一番時間をとって説明し状況の変化にも即応してくれたのは看護師さんだったとの答えが圧倒的に多かったとのこと。
何で今さらそんな身も蓋もないアンケートをとるかね。そういう結果になるに決まってるじゃないか。
本邦でもこの結論に異を唱えきれるスタッフはまず居ないだろうなと思う。向こうでもそうなんだねと思った。向こうの方が看護職の専門分化がよほど進んでるし、不思議ではないことかも。
W J Kowalski, K H Leef, A Mackley, M L Spear and D A Paul.
Communicating with parents of premature infants: who is the informant?
Journal of Perinatology (2006) 26, 44–48.
日: 2005年12月18日
保育器にこういう機能が欲しい
操縦席、戦闘機並みに 悪天でも滑走路くっきり ANA
保育器の天井にモニター出力を刻々と表示してくれたら、赤ちゃん見たりモニター見たりと視線をあちこち動かさなくてすむから助かる。赤ちゃんに負担をかける処置中に、心拍数とか酸素飽和度とか刻々変わる数値を常に捕捉しておきたいものだと思う。