最新刊(まだウエブでしか読めない)の業界雑誌に掲載された論文ですが。
32週未満の早産でNICUに入院した子の親御さん101人にアンケートに答えて頂いたところ、「NICUの医療チームは情報をよく伝えてくれた」し「新生児科医もそこそこ良い仕事をしてくれた」けれど、やっぱり一番時間をとって説明し状況の変化にも即応してくれたのは看護師さんだったとの答えが圧倒的に多かったとのこと。
何で今さらそんな身も蓋もないアンケートをとるかね。そういう結果になるに決まってるじゃないか。
本邦でもこの結論に異を唱えきれるスタッフはまず居ないだろうなと思う。向こうでもそうなんだねと思った。向こうの方が看護職の専門分化がよほど進んでるし、不思議ではないことかも。
W J Kowalski, K H Leef, A Mackley, M L Spear and D A Paul.
Communicating with parents of premature infants: who is the informant?
Journal of Perinatology (2006) 26, 44–48.
