わかって言ってるのかな

Scottさん経由毎日新聞の論説を読んで、喉に小骨が引っかかったような気分で居るわけですが。こんな粗雑な新聞だったのかなあって。

官民格差……。長い不況で国民の間には「役人は民間より恵まれている」という意識が広がっている。官民給与の単純比較は難しいが、例えば国家公務員の場合、人事院のモデルでは45歳の本省課長(配偶者、子供2人)で年間給与は1232万円余。一方、国税庁調査によると04年、1年間勤務した民間の給与所得者は計4453万人で、平均年齢は43・5歳、平均給与は年間439万円だった。

「公務員だとたかが課長風情でも1200万円から取ってやがるんですぜ」とかいった煽りを目的に書かれた論説なんでしょうか・・・たしか本省課長ってむちゃくちゃ偉いんじゃなかったですか?本省ですよ本省。たしか課長の上が局長で、その上が次官ですよね。いや、私も世間知らずのこどものおいしゃさんだから、世間の役職とか出世とか言うのが今ひとつよくわからんですがね、でも厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課長なんていう人に自分の生殺与奪が握られてるんだろうな位はうすうす分かりますよ。たかが課長とは、よう言わんですね。
Wikipediaによれば行政職では上から2番目だそうで。とすれば、この論説に習えば、毎日新聞の専務常務クラスの人らの給料を民間の平均給与439万円と比較して「新聞記者の奴らってこんなに取ってやがるんですぜ」という論理も成り立つわけだ。で、「カネが目当ての役人などは無論、要らない。」というご高説に準拠して「カネが目当ての新聞記者などは無論、要らない」とか茶化してみたりして。

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