何とも間抜けなことに運転免許が失効していた。昨年の10月の誕生日で有効期限が切れてたので、半年とちょっと経っている。まるで使わないから忘れていた。田舎から母が上洛してきていて、話のついでに免許をみたら失効しているのに気付いた。
調べてみると、6ヶ月以内なら学科試験も技能試験も免除で(適性試験だけでってことらしい)再取得できるんだそうだが、6ヶ月以上1年以内だと試験免除で取得できるのは仮免許止まりらしい。本試験は受け直すことになる。
やむを得ない理由があれば斟酌して頂けるらしい。「傷病、海外旅行、法令による身体拘束等」なんだそうだが、小児科の勤務医なものでっつうのは、たぶん、やむを得ない理由のうちには入らないだろうなと思う。身体拘束も同然なような気はするのだが、しかし法令によるもんじゃないし。小児科医ならダメで懲役ならOKというのも何か釈然としないが。
京都に来てからもう8年目になる。平成10年からこのかた、全く運転をしていない。それ以前も決して活発に運転していた訳じゃないので、今の私では技能試験に受かる見込みがほとんどない。皮肉なことに全く運転をしないから違反もしないわけで、私は優良運転者ではある。更新のサイクルも5年までのびていた。
車に乗る機会ならよくある。今日も新生児搬送に行ってきた。例によって反対車線を走ったりした。自分では運転しない癖に、本来はやってはいけない走行の経験だけは多い。
このさいペーパードライバー講習でも受けるか。このままでは、たとえ免許を維持していても、いざ本当に乗らなければならない時が来てさえ、危なくて運転なんてできたものじゃない。しかし、仮免許のペーパードライバー講習なんて引き受けてくれる教習所あるのか?それに京都に住んでる限りは運転免許なんて要らない。放り出してしまおうか。
しかし、いつなんどき教授や院長の意向が変わって、どこか僻地の病院へ出向なんてことにならんとも限らない。またこのご時世では、いつなんどき医師免許のほうが危なくならんとも限らない。タクシー業界に拾って頂ける可能性は残しておかんと。
