今日は一日お休みを頂いて運転免許センターまで行ってきた。京都では京都市内もずいぶん南の方の運転免許センターまで行かなければ免許の更新もままならない。なんで所轄の警察署で更新ができないのかよく分からないけれど、免許の更新なんてけっこう大手を振って休みをとれる良い理由だし、3年に1回くらいそれで休むのも悪くはないと思う。まあ、免許の期限内になら、だけど。
いったん長岡京市まで出て阪急バスに乗るほどの、京都市の南のはずれである。阪急長岡天神からのバスは40分ごとにしか出ていない。でも京阪中書島からも似たり寄ったりだったような記憶がある。
今回は免許の有効期限を過ぎて6ヶ月以上1年以内だから、技能試験と学科試験を免除で仮免許が貰える。講習もないから、視力と色覚の検査だけで終わる。全行程1時間ほど。
受付の女性が親切でよかった。どうしてもこっちの落ち度なもので、いいトシして内心ちょっとびくびくしていた。偉そうな態度をとられたりしたら応えたかもしれない。まあ受付の人にしてみれば毎日毎日こんなふうな失効手続きの受付をやってるんだし日常なことなんだろうけれども。でも私らも病院ではこんな風なんだろうかと思いましたね。患者さんってけっこうびくびくしてるんでしょうね。そういえば大病院に赤ちゃんを搬送するときなんて、私ら紹介もとスタッフもけっこうびくびくしますからね。大病院の研修医に尊大な態度とられたりすると、けっこう鬱屈した怒りとか恨みとか内攻させてしまいます。
仮免許を貰って、その足で最寄りの自動車教習所へ行って、仮免再入の手続きをしてくる。路上教習を受け直すことにした。それなりに時間はかかるけれども、8年ほども全く運転をしていない私には、「飛び込み」受験で免許が取れる自信が全くない。運転してたころも3年間ほど田舎道を週末ドライバーしてただけだし。縦列駐車もできなければ(縦列作るほど混み合ってなかったんです。そもそも路上駐車もしたことないですね)、坂道発進も覚束無い。その一方で研修医の頃は救命救急での交通外傷とか、小児科になってからも交通外傷後のリハビリの子とか、いろいろ世間の皆様がご覧にならないような自動車交通の裏面を拝見してきましたし。まあ運転なんて生涯しなくて済むなら済むに越したことはないんですけど、いつ何どき自動車通勤を余儀なくされる僻地へ赴任することになるか分かったもんじゃないし。なんやかやでお金を注ぎ込んできっちり練習をすることにしました。ただしAT限定。定額の割り増し料金を先払いして、検定に落ちても補習代とか再検定代とかがかからない安心パックにしておく。30代以上はAT限定じゃないとこの安心パックは使えないんだそうだ。しばらくは左足が戸惑うんだろうな。
いや、お金はいいんですよ。どうせ私の懐だし。今さら路上教習なんてそんな暇あるんかいというのが最大の難問なんですね。仮免許の期限は12月12日。あと半年。
