bewaad institute@kasumigasekiの2007年2月4日記事より引用。
安倍総理は、ただひとつのポストを除いて閣僚経験のなきまま総理の座につきました。ということは、トップとして組織を率いた経験がないということになります。
なるほどそういう見方もあるのかと思って引用。今まで組織のトップに立ったことがない人、として安倍晋三氏の政治姿勢を見ると、なんだか妙に納得がいくような気もする。元記事の、官房長官の人選が失敗だったという件に留まらず、彼にまつわる違和感を言い表すのに、「今まで組織のトップに立った経験がないのにいきなり総理大臣になっちゃった男」というのはかなりしっくり来る。
元記事によれば、安倍さんが経験した「ただひとつのポスト」というのは官房長官だが、それはあくまで官邸のナンバーツーであるから、
官房長官の経験は、トップとして自らを支える人間はどういう人間でなければならないか、ということを知るにはあまり役立たないといえましょう。
ということになるのだそうだ。加えて、安倍さんが官房長官をやってた時期ってのは小泉首相の威光でなんでも片づいた時期だからあんまり苦労はしなかったろうと。官房副長官をやってたときに福田さんの仕事ぶりをきちんと見ておけばよかったのにとか。
霞ヶ関や下関という土地では閣僚になる以外にトップとして組織を率いる経験が積めないものなのか、私にはよくわからない。閣僚以外には組織のトップの経験がつめないと官僚のかたに言われるとなんかカチンと来るものがあるんだけれどもね。でもWikipediaとかで安倍晋三氏の経歴を見ると、たしかに組織のトップに立ったといえる経歴がないなあ。自民党幹事長ってのは、やっぱり上に総裁が居るんだからトップじゃないんだろうな。