ゆっくりと新生児医療の地盤が沈む

昨日の迎え搬送は、いちおうNICUを名乗っているうちとしては軽症の部類にはいる子だった。若手が連れ帰ってきて初期処置をすませたところで帰宅。全行程2時間。ほぼ純粋なお留守番/バックアップ。日付が変わる前後に帰宅。
むしろこの程度の子を自施設で診れなくなったのかと、搬送依頼元のご事情のほうが気がかりになっている。私が大学を卒業する頃には、大学病院よりもよほど充実した研修ができると謳って下宿まで就職の勧誘に来たような病院だったのだが。この病院の特殊事情で新生児はアウトソーシングということになったのか、それともこの決して小さいとは言えない規模の病院でも新生児を診ることが困難になってきたのか。もしも後者だとするならば、私の今までの認識以上に、京都の新生児医療は地盤沈下が進んでいると考えざるを得ない。
今日は9時から出勤して日直・当直。中1日の当直は私だけではなく、昨日当直だった若手は今日を休んで明日も当直である。もともとのシフトでは彼に本日のバックアップを頼むはずだったのだが、女医さんがなんとか都合をつけて本日一日だけのバックアップが可能にしてくださったので、若手を業務命令から解放して休ませることが可能になった。当直のできないご事情の先生にも、こうしてできる限りでシフトに参加していただくとたいへん有り難い。私も昔はそれっぱかししか参加できないのかとこういう女医さんを批判的に見ていたのだが、いざ自分がシフトを組む立場になると、自分のできる限りの参加をしてくださることの有り難さが身にしみる。
空床はちょっと詰まってきたので1/1にしました。

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