ひとりではない

昨日は四連休の最終日、二回目の日当直。自分で組んだ当直だからいまさら辛いとかはないけど。日中から午後十時まではひたすら外来診療。二人入院。夕刻に緊急母体搬送があって分娩が迫っているので自宅待機の先生も呼んでおく。午後十時で外来が終わって私も産科で待機、日付が変わる直前に分娩となった。
二人がかりで、生まれた二人の子に臍カテを確保する。動脈に一本、静脈にダブルルーメンで一本。自分でやらなければバックアップはないというプレッシャーに長いこと晒され続けてきたので、二人がかりで処置できる安心感というのは新鮮でよかった。層が厚くなることの有り難さだと思った。ついでに言えば、自分がダメでも替わってくれる人があるという安心感があればこそ、新しい技術にも積極的に挑戦して習得していくことができるのだと思う。その点で、まだ未熟な医者を一人医長で関連病院に派遣するような医局にいては今後の成長もたかが知れたものになる。
とはいえ処置の対象も重症児が二人なので、3人目の医師を呼ぶかと看護師に聞かれ、いや温存しようと答えた。明日も明後日もこの子らの重症管理は続くはず。温存できる戦力があるなんて、昨年までのことを思うと夢のようだ。

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