もういいかげん、児童虐待が増えているなんていう自己欺瞞はやめるべきだ。昔は見ないふりされてただけだ。私が学生の時に児童虐待について教えてくださいといって歩いた児童相談所では、日本にそんな諸外国のようなひどい事例はありませんと余裕しゃくしゃくだった。医療機関では、何言っても無駄だと、児相を見放していた。当時私にほらを吹いたまさにその児相が、ときどきニュースに出てきたりしている。中の人は変わってるんだろうけど。
日: 2010年8月3日
当直中
当直中。本日は午後から新生児の入院が2件。
留守の間に産科の先生が二人増えていた。
朽木村
朽木村の市場から地子原、雲洞谷、能家とつづく道がわりと好きだったりする。風景は申し分ない。舗装もロードバイクでストレスなく走れる。四輪車もほどほどに少ない。
途中の廃屋には故郷を思い出して寂しい気分にさせられるが。ことに衛星放送の錆びたパラボラアンテナが残ってたりすると切ない。周辺には廃屋が2軒だけ、あとは空き地である。この空き地も家が建ってたり耕作されてたりしたんだろうと思った。バス停だけがぽつっと生きていた。
一昨日に走ったときは、いつになく子どもが多かった。この辺の子どもたちなのか、夏休みで里帰りしてきたのか。この辺の子どもだとよいのにと思った。子どもが居なくなると廃村まではあっという間だろうから。
復帰後2日目
まだ暇である。NICUも落ち着いている。受け持ち入院患児もない。今日は終日救急・時間外外来・処置担当。一般小児科の救急車待ちは久しぶりのような気がする。