自転車三昧の休日

昨日は当直明けに、当直明けなのであんまり上り下りのあるコースは嫌だなと思って、ふだん尊敬して読んでいるブログでみた小関越え〜琵琶湖〜瀬田川天ヶ瀬ダム〜宇治のコースを走ってみた。

北山は峠がつきものだがこのコースはほとんどアップダウンがない。というより延々下り坂のような気がした。エッシャーのだまし絵でもあるまいし、どこかで下ってたらどこかで上ってないとつじつまが合わないのだが。

宇治から山科を通って蹴上までが、ひどく暑くて辛かった。どこか涼めるところがないかと道々見たのだが、小銭しかもってなくても入れて自転車もそれとなく監視できるところとなると、せいぜいコンビニくらいだった。でも川沿いの歩行者・自転車専用の道を二人乗りの原付が走り抜けていくような土地では、たとえコンビニの窓越しであれロードバイクから目を離す気にもなれなかった。せめて木陰のある公園でもないかなと思ったが見つけきれなかった。懐が寒いと熱射病よけもひときわ困難なのだな。よい教訓だった。

熱射病で行き倒れて、うっかりその辺の救急病院に担ぎ込まれたりしたら、どこの病院の医者だってことになって院長に恥をかかせることになるなあとも思った。鍛え直してやるとか言ってゴルフにつきあわされるような羽目になるのもなんだかなあと思った。

とは言いながら帰り着いてシャワーで体を冷やして一息ついたら、録画してあった「サムライたちの夏 2010」なんて見たりしていた。新城幸也さんのフォームってやまめの学校の堂城賢さんが理想とおっしゃるほど骨盤倒れてるかな?とか思った。骨盤はしっかり立ってるように見えるのだが。

小学生のビワイチ

夕方のニュースで小学生のグループがビワイチに挑戦して2泊3日で走りきったと報じられた。距離は200kmだそうだ。坂道を登るシーンがあったが賤ヶ岳旧道ってあたりだろうか。意外にひょいひょいと登っていく。ヒルクライムの人たちが体重にこだわるわけだな。

今回はあんまり身の丈に合わない自転車に乗ってる子はいなさそうに見えた。悲壮な動機を抱えていそうな子もいなかった。ただ、みんなマウンテンバイクで、例によってブロックタイヤの子もいた。タイヤをスリックタイヤに換えるくらいの手間はかけても・・・と思って、いまさら思い当たったのだが、あれは本物のマウンテンバイクじゃなくて「ルック車」ってやつなのだろうか。フレームからホイールを外すのも一苦労ってやつ。それじゃタイヤがそのままなのも仕方ないかも。

大人はボランティアの大学生だそうだが、なんで野球帽なんてかぶってるんだろう。しかもお揃いの。自分らだけで遊ぶぶんには何も言わないけどね。子どもを引率するときには格好優先じゃなくて子どもの手本になるように考えてほしいんだけどね。*1なんで全行程舗装路なのにフロントサスのマウンテンバイク?とか思ったけど、歩道を走るにはその方がよいのかも。

途中で子どもが3人ほど絡んで落車してしまって、壊れた自転車を押しながらその日のゴールまで歩いてたどり着いたと紹介されていた。大人はゴール地点で拍手して出迎えていた。その場で修理できなかったのかな。子どもはよく頑張った、でほめられるけれど、大人は反省してほしいものだと思う。

*1:とか言いながら、むかし湖西地方で勤務していた頃の記憶をたどっても湖西湖北はそんなに救急医療が潤沢じゃないんで、頭をぶつけても大事に至らない準備はしておいてほしいとは思うけれども。