911の一連の事件での、さまざまな矛盾点を突いたドキュメンタリー映画。1時間半ほど。よくできています。この規模の映像まで見れるようになったんだねと、ネットの技術的な進歩にまず感心しました。
http://video.google.com/videoplay?docid=4377032998245988095&q=Loose+Change+2nd+Edition
むろん、政府の自作自演を直接証明するような証拠はなかった。「こんなことが可能なのは米国政府くらいしかないだろう」というものだった。そりゃあ当然で、これが制作者の言うように米国政府の自作自演だったとしたら、こんな恐ろしいことをやらかす政府なら、そんな証拠を明るみに出そうとした日には制作者を簡単に抹殺するだろう。
カテゴリー: 日記
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いまさら911
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年間入院数200件突破
病棟拡張の甲斐あって今年の当院NICU年間入院数が200件を越えた。200件の大台は設立以来である。
NICUで主治医仕事をしてくれる医師が一気に4人に増えたので、仕事の負担はむしろ軽くなったようにも思える。孤軍奮闘でなくなったのは精神衛生にたいへんによろしい。
楽でよいとは言いながら、今年もまた死亡診断書の大半は私が書いたような気もする。けっきょくディープな症例は私のところに集まっているような。たぶん成果主義を取り入れたら私の成績が一番悪いんだろうなと思う。治癒退院率が他の小児科医に比べて際立って悪く、平均在院日数が有意に長く、死亡退院の率が高く。 -
小学生にも報酬があったんだろうか
<安倍首相>小学校を視察 児童からは「靖国」の質問も (毎日新聞)
「靖国神社参拝について聞かれ・・・」ねえ。はあ。
この小学生たちにも、タウンミーティングのやらせみたいに、「最初はたかしくんが、『靖国神社は国際法的にも全く不合理な東京裁判によって不当にもA級戦犯と蔑称されておられる英霊の方々を祀った慰霊の場なのだから首相や閣僚や国会議員はもちろんのこと天皇陛下も国民一同も進んで参拝しなければならないと思います』って言うんだよ」とか言い含められてたんだろうかね。報酬はノート3冊とか。たかしくんについては、紙幣偽造などの数々の犯罪を赦免して貰うとかも、いいかもしれないが。
いったい給食時の話題に靖国を振るってのは区立牛込仲之小学校6年生の生徒諸君の政治意識をどう評価して良いものやら分からない。自発的にそんな話題を出せるんなら大した小学生だと思うけれども。彼自身の政治思想はともかくも、お客さんがこだわっている話題をいくつか念頭に置いて、しかし食事どきに拉致の話ってのも生々しいしとか配慮して云々。東京で一流私立中学校に行こうと思ったらそのくらい場を読まなきゃいけないのかもしれない。
でも小学校の給食に現れたんなら、靖国とかいじめのお話じゃなくて、「俺ひじき食えねえんだけどな」「えー!?何でも食べなきゃいけないんだよ!」「そんなこと言わないでさ、たかしくん、ちょっと食べてくれないかな。かわりにその照り焼きを食べてあげるから」「やだよ僕だってこれ好きなんだよ」みたいな具合だと微笑ましくて良いんだが。「いいよ、もう。ケチな小学生だな」・・・「ちょっとちょっと、ひじきを一本一本つまんで分けてるよ」「こまかいおっさんだな」「どうりで総理になってもいまいちぱっとしないんだよね」「言ってやるな言ってやるな。泣きかかってるぞ」とか。 -
ゼロかマルか
ぎちぎちに埋まったNICUで、それでも陣痛のはじまった早産の赤ちゃんのために空き保育器をひねり出す。公示空床はもちろん0/0である。母体搬送もNOになっている。
空床早見表に書かれたこの○はゼロですよね、マルじゃないですよねと、医師も看護師もみな確認してくる。師長がゼロだよと答えて安心させている。部内ではいちおう安心なんだろうけど、市内の諸施設にはあんまりご安心頂けない。
とりあえず師長には丸文字じゃなくて明朝体を使ってほしいものだと思う。 -
午睡
ほぼ徹夜の当直が明けて、土曜日だからと午後は早々に帰ってくる。眠いよと言ったら妻が布団を敷いてくれたが、私が風呂に入っている間に息子がその布団にもぐって寝てしまっていた。彼はこの半年で7cmも背が伸びて、とっくに妻の身長を追い抜いている(体重はたぶんまだだと思う)。場所をとって仕方がないので早々に追い出す。
今日は自宅待機だけれども、明日は久々に終日のオフである。いちおう休むつもりではある。出勤を命じられない日は2ヶ月ぶりだろうか。形式上は先月も出勤命令のない日は2日間あったんだけれどもね。「業務としては命じないけれども、まさか君は医者としてこういう患者をほっといて休むつもりはないだろうね」という2日間であったので。
午睡から醒めたところで、妻が夕刊の記事を見せてくれた。ついに提訴に至ったか。むろん私はこの提訴を支持する。単に産直1回2万円は安すぎるというばかりではない。長時間労働を強いておいてその報酬を削るというのは論外に非道な話だと思うが、いくら金銭を積まれても、人間の限界を超えた長時間労働を強いられるのは耐え難い。単に自分自身の心身が持たないというばかりではなく、疲労のあまりに診療の質が落ちるようでは医師の道徳にもとる。県立奈良病院の産科医2人、県を提訴 激務改善求め
2006年12月09日
過酷な労働に見合う時間外手当が支給されていないとして、奈良県立奈良病院(奈良市)の産婦人科医2人が04、05年の同手当の未払い分にあたる計約9200万円の支払いを求める訴訟を、奈良地裁に起こしたことがわかった。奈良県の場合、深刻な医師不足で業務が増えているにもかかわらず、宿直時の手当が一律で、病院関連予算の抑制も目立つ。原告側は「手当の支給よりもむしろ、訴訟を通じて、県に労働環境の改善を促したい」と訴えている。 -
新しいのも考えもので
新調した搬送用人工呼吸器の液晶タッチパネルが故障したと、若手が報告してきた。極低出生体重児の帝王切開に備えて、あれこれ設定をいじっていたら、とつぜん真っ白になったという。液晶画面のことだから、たぶん液晶の向きが変わったんだろうと思ったのだが、どういじってみても回復できない。あきらめてメーカー担当者を呼び、帝王切開には引退間際の旧式呼吸器を使った。
圧搾空気と酸素の、二本のボンベがあれば、この旧型人工呼吸器は稼働できる。空気圧で駆動するから電源は不要である。設定は全て機械式のダイヤル。計器は圧力計1個と、酸素と空気の流量計各2個。圧力計はむろん機械式に針が回るもの。流量計は浮き球式。風の谷のガンシップを彷彿とさせる。電源がないんだから液晶タッチパネルなんて軟弱なものはついていない。それどころか警報装置もついていないほどの硬派である。さすがに私は軟弱なもので、そんな豪気な機械は搬送以外には使わない。搬送中なら片時も目を離さないが、24時間365日のお仕事を任せるわけにはいかない。
薄れかけたラベルにS56とか書いてあるから、恐らく昭和56年に納入されたものなのだろう。それがいまだに稼働してるんだから大したものだが(機械の頑丈さも当院の貧乏さも)、さすがに製造停止されて久しく、手持ちの部品や消耗品が無くなったら使えなくなるので、病棟新築のどさくさに新型を購入したのである。ちなみに厚生労働省の方針として、回路の接続が外れた際に警報が鳴らないような人工呼吸器は認可されなくなってしまった。もう、こういう豪快な機械は新調されることはないだろう。まあ、それが世の流れだ。
新入り呼吸器は、メーカー担当者が液晶タッチパネルの左隅をいじったら、画面がまた見えるようになった。隠されたスイッチがあったらしい。しかしマニュアルにはそんな機能のことは書いてなかった。そういう隠し機能のことも明快に説明しておいてくれんかね。やれやれ。他にはどういう機能があるんかね。担当者を問いつめたら暗視スコープのマウント法とか「タケコプター機能」とか「どこでもドア機能」とかの作動法とかも白状するんじゃないかと思った。
マニュアルの隅っこにでも書いてあったんだろうか。わりと丹念にマニュアルは読むほうなのだが、見つけられなかった。だいいちマニュアルを搬送に携行するわけではない。搬送中の救急車内で真っ白になった液晶タッチパネルを回復させる方法をマニュアルで調べるなんて、考えただけでうんざりする。メーカーに言わせれば、設定を終えた後はタッチパネルのここんとこの「ロック」ボタンを押して貰えれば反応が無くなりますよってところだろうけれどもね。搬送用なんだから機能はとことん削って欲しいものだと思う。間違えて変な機能が立ち上がってこないようにさ。
余談ではあるが、大気圏に落ちかけたガンダムの操縦席内でマニュアルを繰って大気圏突入法を見つけ出したアムロ・レイ氏は素晴らしい胆力の持ち主だと思う。 -
NICUで波動砲を撃つ
全長約766mm 動く・鳴る・光る・精巧に劇中シーンを再現できる 「1/350スケールプラモデル宇宙戦艦ヤマト」 2007年1月27日(土) 全国発売 | バンダイ | プレスリリース
早産児が無呼吸発作から回復するときにパルスオキシメーターがたてる音は、波動砲の発射直前の音にそっくりだと常々思うのだが、しかし「対ショック・対閃光防御」とか言ってみても最近の若い者は誰も知らない。うっかり知っている看護師が居たりしたら人物を疑われるので、言わないことにはしている。
むろんモニターは全て無音化してあるから最近は滅多に聞かないんだが。
NICUは満床。母体搬送も不可。すみませんです。 -
流行語大賞
「品格」が流行語大賞に選ばれたと聞いて、なるほど流行語大賞の存在意義はこういうところにあるのかと思った。こういういかがわしい概念は今年限りで終わりにしようという知恵なわけだ。
「フォー」と同じレベルのお話だと思えば、あの潔さの全く感じられないバーコード頭も、皮革の半ズボンと同類なんだなと片づけられるわけで。今後どれだけ品格品格と言われても「そんな言葉もあったなあ」で済むわけである。たいへんよろしい。
昨朝から日当直。むろん今日も働いて24+8時間勤務。さすがに朦朧としますね。各シフトの看護師たちが入れ替わり立ち替わりやってきては申し送りをして去っていく。4世代も交代されるとまるでメトセラか泉重千代かの気分である。
ウイルス性胃腸炎の流行で大半が嘔吐下痢の救急外来を50人ほど診察。
NICU空床は1/1.母体搬送もOKで、今日も受入があったらしい。生まれるとかいう声も聞こえたが、眠くてかなわんので定時にさっさと帰宅。あとは今日の当直医にがんばってもらおう。 -
満床御礼
満床だね今日の双胎はどこに入るんだと案じながら出勤したら、夜勤のうちに看護師たちが保育器をあっちこっち動かして、なんとか2人分の余地を作っていた。とは言っても無い床面積が湧いて出るわけではなくて、保育器に入ったままGCUへ2人ほど押し出されていた。
医療機関は満床を希求する。満床でないと喰っていけない。しかし満床だと新たに新規入院を受け入れる余地がない。毎日退院があってそのぶんだけ新入院があれば理想的だが、NICU入院の半数以上は緊急入院だから、そうそう予定が立つわけでもない。ときには満床を越えて受け入れる。ときには閑をかこつ。いろいろ。
ちなみに満床でないとこんなことを言われてしまう。理想の第一とするのは、いつでも空床がある安心感か、フル回転で儲かってる黒字経営か。どっちも実現しろってのはけっこう難しい要求だと思うんだけどな。「ぼちぼちでんな」のバランス感覚は大阪でしか通用しないものだろうかね。
で、当然の如くに今日も0/0. -
風邪か?
どうも倦怠感が抜けない。鼻水も咳も出るのでたぶん風邪なのだろう。声が変わってると外来の看護師さんが心配してくれた。とりあえずマスクを持ってきて貰った。こどもの口を開けさせるのに自分がまず口を大きく開けてみせるという手が使えず、今日のこどもたちはみなレスポンスが悪かった。
ウイルス感染症は小児科医には職業病だ。色々と貰う。さすがにインフルエンザは予防接種をするが、それでも貰う時は貰う。10年の上からやってるんだから、世の中に出回るウイルスはたいていもらい尽くしたんじゃないかと思うが、しかし思い出したように風邪を引く。新しいウイルスが次々出回ってるのかも知れない。シマンテックあたりがワクチンソフト作ってくれたら良いのに。
初期研修を終えて、外来に毎日出るようになった後期研修のころ、やたら気分が重い日々が続いた。当時の上司とどうにも折り合いが悪かったので、たぶん鬱なんだろうと思っていたが、案外と、繰り返し風邪を貰って体調が悪かっただけかも分からない。そうであれば当時の上司は悪口の言われ損だった。申し訳ないことをしたのかもしれない。
全国で小児科の後期研修医をあずかる指導医の方々は、同様の、不当な悪口を言われているかも知れない。私はまだスーパーローテート医をときどき面倒みるだけだから、まだ安全。
昨日3人も入院があって、今日も1人入院があって、NICU空床は0/0.明日の帝王切開予定の子が入る余地があるかどうか戦々恐々。産科も満床で母体搬送もNO.
