「影武者徳川家康」 隆慶一郎  新潮文庫

帰省中に父の書棚に見かけて読みふけってました。世の中にはとんでもないことを思いつく人があるものですな。虚実を越えて面白い本でした。関ヶ原の戦いの時に徳川家康は実は死んでおり、その後の家康はじつは影武者だったというもの。それが全く虚構というわけでもなくて、そう考えたほうが辻褄が合う史実が数多くあるらしいです。
時代劇に人生の教訓を読むオヤジにはなりたくないなと思うのですがね。でもこの影武者は恰好良いです。

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