不妊治療に関わる温度差(1)続き
一旦まとまったものを公表して、それを自分で読みながら思うに、私は患者さんを揶揄する表現を用いたことは反省しているが、不妊治療を受ける患者さんと同じ温度を共有はしない。確信的に、私は冷めている。
この「温度」が時として、患者さんに、
「高いお金を払うのだから未熟児なんか要らない」と言わしめることがあると聞き及ぶ。
ごく一握りの患者さんなのだと信じたい。
人の親になる立場の人にこのような言葉を吐かしめる熱狂とは、私は敢えて距離を置く。
この言葉には不妊治療に対する熱意は十分に感じられる。
この悲壮な覚悟をされるほどの金額を実際にご負担になったのだろうとも察する。
しかし、何かが欠けているようにも思う。
一方で、
冷めていると言うことと、相手を尊敬しないと言うこととは大いに異なる。
路線の違う他者を尊敬しないのは私の宗とするところではない。
敢えて否定する相手にも、尊敬を込めて、否定の言葉を贈りたい。

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