息子と狂言

彼が小学校6年生の時、たしか茂山七五三氏であったとおもうが、著名な狂言師による狂言教室があった。息子が通学中の学校の小学校6年生が対象であったが、みなさん中学受験に忙しかったのか、受講希望者を募っても、正規の対象者でじっさいに希望したのはうちの息子しかいなかったとのこと。

それほど小学生に人気のあるジャンルだとは思えないにせよ、行ってみたら自閉症児がひとり待ってただけだった、では茂山氏も面食らっただろうと思う。受講希望者が少ないということを聞きつけたうちの妻が、強引に妹も受講させるよう計らって、兄妹で参加してきたとのことだった。

それって「落合博満氏の打撃教室」に受講者が一人しかいなかった、みたいなお話ではないかと思うのだが。

それからか、どうしたわけか息子は能楽が好きになって、中学のとき通常級も育成級もみんなで参加した狂言鑑賞でも、きっちり鑑賞したあと、あとの質疑応答でやおら挙手して何か発言していたとのこと。後ろで見ていた妻は何を言い出すかとハラハラしたらしいが、いちおうそれなりの感想を述べて着席したらしい。

ま、もともと狂言みたいなしゃべりかたをする子ではある。

(茂山七五三氏は狂言師だよという妻の指摘を受けて訂正しました。お恥ずかしい限り)

息子と狂言” への2件のフィードバック

  1. 訂正の訂正 バカボンパパみたいだが。能や狂言はともに能楽の1ジャンルだとのこと。能楽ではなくて狂言、というのは言い間違いですね。いずれにしても、父としては把握が甘かった。

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