【即納】ミノウラ モッズ・ローラー(黒ローラー) ワールドサイクル
まず商品について言及。
・自分で組み立てることになるが、組み立てそのものはわりと簡単である。
・工具として17mmと13mmのスパナと、+のドライバーが必要。
・説明書は懇切丁寧。間違いやすいところが丁寧に説明してある。
・走行時の騒音はたぶん静かなんだろうと思う。わりと閑静な住宅街に住んでいるが、ガレージで動かしても室内には聞こえなかった由。他社製品と比べてどうかは、この製品しか知らないのでわからない。
・ローラーは金属製で、鼓型ではなく単純な円筒形である。ミノウラのメーカーサイトでは、そのほうが断面が真円となってよろしいのだそうだ。じっさい、あまり左右へ振れることはなかった、というか、左右へ振れるときには鼓型のローラーが押し戻してくれる云々以前に上体も揺れるのでどのみち走り続けることはできなかったので、私個人としては、鼓型でもあんまりエリート社などが喧伝するほどの意味はないように思った。
自宅待機で拘束されたり、天気が悪かったり、帰ったときにはもう暗かったり、いろいろ言い訳をして冬のあいだトレーニングをさぼっているうち、だんだんと腹が出てきた。その腹の出るスピードといったら、もうなんというか、中年ってすごいねと呆れるばかりだった。
そこで三本ローラーを買ってみた。固定ローラーはなんとなく据え付けが面倒くさい気がした。足の筋肉を鍛えるというより心肺機能を鍛えようというのが主眼だし、ペダリングも上達するというし、何となく三本に乗ってますと言った方がかっこよいような気もするし、半分以上は出来心。
組み立ては淡々と終わった。割とおもしろかった。ただ、説明書をきちんとよまないと、いくつか間違いやすいところがあった。ちゃんと読めば大丈夫だと思う。
まずはローラーの間隔をロードに合わせて乗ってみたが、やはり初心者がクリートをはめてロードで乗るのは無理そうだった。よたよたして恐ろしいので断念。
あらためてクロスバイクで再挑戦して、なんとか乗れた。説明書にある、ステム近くを片手で持って、もう片手で近場にあるものにつかまって乗るやり方ではなく、両手でハンドルを持って、肘を張って壁について体を支えてこぎ始めるやり方のほうがうまくいった。ある程度の速度でホイールが回り始めたら、勝手に自転車が直立して、肘も壁からはなれる。
だいたい時速25km以上出したら自転車が安定するので、それくらいを目標に走っていたのだが、予想以上に疲れた。恥ずかしいことだが、5分くらいであごが上がった。汗がしたたり落ちるので専用のネットやタオルで自転車を保護しなければなりませんという話も聞いたが、そこまでも到達しない。実際に道路を走っているときには信号やらなんやらで、意識的にか無意識にか、そうとうペダリングをさぼっているのだろうと思った。
ガレージで乗っていたので、通りがかった子どもに見つかった。小学校低学年くらいの男の子が二人、すげえと歓声をあげてガレージに入ってきて、ローラー台に見入っていた。高速で回転するローラーはいっけん静止しているようにも見えるので、うっかり触られては大けがすると思って気が気ではなかった。とうぜんペダリングは止めたが、ローラー台ではブレーキは厳禁なので(回転するローラーの上でブレーキをかけたら自転車ごと放り出される)、車輪とローラーが止まるまでが冷や汗ものだった。こっちの心臓が止まるかと思った。
組み立てに買った工具。いいかげん、ちゃんとした工具をそろえようと思ったので。

ANEX T型ラチェット付ドライバー 8本組 No.5700
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すごいの買ったんですねそのうち、どっかのレースに出場されてたりして子どもたちが触りたくなる気持ちわかるなぁ~回ってるローラーが不思議なんでしょうねもちろん、先生の冷や冷や感もわかります
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