未熟児網膜症のレーザー凝固術時の鎮痛

今どき・・・と呆れられるかも知れませんが、つい最近まで無鎮痛無麻酔で行ってました。施設によっては手術室に移動して全身麻酔で行うNICUもあるようですが、私らの病院には常勤の麻酔科医も居ないし眼科診はだいたい準夜帯に行われるしで、あまり実際的ではありません。

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猫の衰弱ぶりに観察力不足を恥じる

恐らくは最も辛い告知
13日の夜は私は当直で不在でしたが、妻はやはり娘には黙っていられなかったとのことで、14日帰宅してみると妻から娘に話してありました。
娘はそれほどメロメロと泣き崩れる様子はなかったです。まだ事情を理解していないのかとも怪しまれます。一匹目の時を思い出して随分と衝撃を受けた様子を見せるかと思っていたのですが、私が帰宅するといつも通り笑顔で玄関に出てきました。
この猫目当てによく遊びに来ていた級友二人にも娘は事情を話したそうで、8歳ともなればこういうことを語る友達も出来ているのかと娘の成長ぶりを見直しました。
これから数日になるのか、数週か数ヶ月か、おいおいと看取っていくうちに私も娘と語ろうと思います。
一匹目の時と違うのは発見が早期でまだ猫がそれほど酷い衰弱には至っていないと言うことでしょうか。一応、まだ歩けてますし、階段を二階へ上がったり出来ていますし。でも珍しく私に甘えてくるので抱き上げてみたら肩から首筋あたりの肉がげっそりとこけ落ちています。その割に腹は妊娠してるのかと思うくらい膨れています。腹水がたまっているのでしょう。神経所見を取るつもりの小児科医の目で歩行の様子を見ると後肢に失調が出ています。気付かなかったかなと自分の不明を恥じます。それともこの数日間、旭川で浮かれている間に病状が顕在化したということでしょうか。
そういえば、以前は障子を何度張り替えても破られて困ると妻が愚痴をこぼしていたのが、8月下旬当たりからその愚痴を聞かなくなったようにも思います。そのころから暴れる元気を少しずつ無くしていたのかも知れません。
やっぱり家にはNICU看護師たちがいないし・・・鋭い観察眼で病状を一々報告してくれる看護師がいないと私はまるで無力です。マウスもキーボードもネットも取り外されたCPUってとこです。
やっぱり、この子は捨てられて彷徨していたときのストレスが尾を引いているのかな。

恐らくは最も辛い告知

またもうちの飼い猫に伝染性腹膜炎が出ました。最近元気が無くて熱っぽいので妻が獣医に連れて行ったらその診断になったとのこと(内緒話には携帯メールって便利ですな)。
まず確実に死亡する病気だそうです。人間でも腹膜炎ってあんまりたちの良い病気じゃないですね。

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北海道の印象 旭川市

這々の体で旭川入りした。イラクを脱出してヨルダンに入った心境はこんなものなのだろうか。
旭川ターミナルホテルに宿泊した。フロントからドア一枚隔てて旭川駅の待合いというホテルであるが今回はちょっとむなしかった。
駅は往年の長崎駅とよく似た造りに見えて懐かしい感じがした。
街を走るバスの行き先案内に一文字で「駅」というのがあった。駅ってどこの駅だよと突っ込みようも無いくらいに旭川駅は地元の中心なのだろう。
涼しくて湿度も低く爽快な気候であった。今の時期にこれだけ湿度が低い大陸性の気候の土地は冬場にはどれだけ冷えるのだろうと思うと空恐ろしい感じではあった。ちなみに長崎生まれの人間はたとえ早朝のひとときであれ気温に「零下」がつくともう寒くてたまりません。

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北海道療育園見学

学会2日目の10日午前中に希望者を募って北海道療育園の見学ツアーが行われた。今回の重症心身障害学会を主催した施設である。北海道の重心施設のトップであるという。
実に広々とした施設であった。面積は財産である。量が質に転化するくらいに広い。資産として土地は11万7千平方メートル、約3万坪だと。気が遠くなる。
重心施設というと大抵は地元に嫌われる。建設計画よりも反対運動の組織化の方が余程迅速なくらいである。だがこの施設は「地域の誇りとなる施設」を目指しているという。広々とした敷地を市民一般に公開し、幼稚園の遠足や小中学校の写生会などが絶えず訪れている。園庭には森の中に一流の彫刻家の作品が配置されている。彫刻の業界はよく知らないし作品を見ても本物偽物を云々する教養は私にはないが、展示されている園庭の美しさなど考えれば、おそらく、この森に自作が展示されるってのは彫刻家にとっても名誉になることなのではないかと思う。
地域に対する姿勢を端的に示す言葉が「芝生内立入歓迎」だそうだ。

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「アイ・ロボット」 アイザック・アシモフ 角川文庫

医師の3原則
第一原則 医師は人間に危害を加えてはならない。あるいは、なにも行動を起こさずに、人間に危害がおよぶのを見過ごしてはならない。
第二原則 医師は人間の命令に従わなければならない。ただし、その命令が第一原則に違反する場合は例外とする。
第三原則 医師はみずからの存在を守らなければならない。ただし、それは第一原則および第二原則に違反しない場合にかぎる。
この本の巻頭の「ロボット工学の三原則」の「ロボット」を単純に「医師」に変換してみたら笑えないものが出来てしまいました。とほほ。
旭川行きの道中で読みました。

どうぶつのおいしゃさん の講演

重症心身障害学会第1日・午後。
北海道で野生動物の診療を行ってこられた獣医である竹田津先生が、「動物と人とのコミュニケーション」という題で特別講演をされた。大変面白かった。全編収録って訳にはいかないけど、まだ未消化の断片を書き留めておきます。

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機械使えばいいじゃんってのはお気楽すぎるのか

重度心身障害学会1日目
一日目の最初から呼吸管理のセッション。
一般演題はこれが聞きたくて学会に来たのだ。旭川に昨夜のうちに到着することにこだわったのも呼吸管理のセッションが初日の朝一番に始まるからなのだ。
しかし始まってみると、ふだんNICUで人工呼吸器を普通に扱っている感覚では、この学会は随分場違いだ。

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旭川まで

羽田に着いてみたら旭川行きは欠航だった。暗雲。迂闊にも旭川までと預けていた荷物を羽田で回収するのに苦労する。日航コネクションカウンターのNさんありがとうございました。一生懸命に対応して下さってとても嬉しかったです。
ブログで千歳まで何とか来いと教えて頂いていた。全日空の千歳行きに空席あり。ご教示ありがとうございました。ブログやってて良かった。
千歳から札幌までは臨時列車。千歳の駅員は札幌から先がどうなっているのか把握していなかった。JRの車掌が自分の乗務する列車の出発予定時刻に「頃」をつけるのを生まれて初めて聞いた。来たのは本当に台風だろうねと思う。火星人の来襲じゃないだろうね。その場の雰囲気はまさにウエルズの「宇宙戦争」そのままだった。
札幌泊まりを覚悟したが、どこのホテルも満室。電話でやっと確保したホテルに歩く道すがらのバスターミナルで、旭川行きの長距離バスに偶然行き会って、地獄に仏とそのまま乗ってしまいました。ホテルハシモトの予約を踏み倒してしまいました。バスの中では皆さん寝ておられて電話も掛けられず、そもそも電話番号を控えておらず。ああ何と迂闊な。このホテルに空室があったからこそこのバスに乗る縁を得たというのに。ホテルハシモトに足を向けては寝られません。キャンセル料は郵送させていただきます。堪忍して下さい。
読者の皆様、縁があれば札幌のホテルハシモトを贔屓にしてあげて下さい。電話だけですが気持ちいい対応でしたよ。
バスの窓から、横転したトレーラートラックを見ました。
旭川には深夜1時到着。晩飯を食ってないなと思ってローソンに寄ったが、弁当の棚は空っぽだった。
これだけスリリングな学会は初めてだ。
これで詰まらぬ発表なんか聞かせやがったら承知しねえぞって勢いです。