カテゴリー: 自転車

  • パンクの神様

    栗村修氏がサイクルロードレース番組の解説で「パンクの神様」についてよく言及される。曰く、多少パンクすることなく過ごせていても「俺ってパンクしたことないぜ」とか口に出そうものなら即刻パンクするとのこと。それはもう「パンクの神様」がいて、軽はずみな口をたたく人間に天罰を与えているとしか思えないとのこと。

    臨床にもそんな神様がおられるのかもしれない。辛い目にあっては、あのとき大口を叩いたせいかと後悔させられる。

  • スペインってこんな形だったのな

    バスク地方にブエルタが帰ってくる!魔の山アングリルが登場 : CYCLINGTIME.com

    ブエルタをみるたび、スペインってこんな形だったのだなと思う。ポルトガルをはめ込んでないと見慣れない形だ。

  • クリートのねじをなくした

    土曜日の午後、ロードで上賀茂から産大前経由で岩倉と走ってきたのだが、帰宅後、右足のクリートからねじが一本抜け落ちているのに気づいた。

    なんだかうまくペダルにはまらないなと思っていたが、クリートの固定が緩んでいたためだったようだ。よくこんなんで走って帰ってこれたな。

    走行前の点検でタイヤの空気は忘れずに入れることにしているのだが、今後はクリートのネジの増し締めも忘れずにやらないといけない。

    以上覚え書き。

    SHIMANO(シマノ) SM-SH11クリートセット [Y42U98010] セルフアライニングモード ペア M5×8mm

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    本来はロード購入でお世話になった岩倉のVIGOREさんで購入するべきなんだろうけど、今回はクリートがないとVIGOREまで走ることもできない。アマゾンに発注して自宅まで届けさせることにした。

    ちゃんと専門店で買うといろいろ教えてくれるので、勉強になる。まだ初心者なのでちょっとした一言でもありがたい。その点は医学書の専門店とは違うなと思う。医学書の場合、商品の選択はまったく自己責任である。

  • 小学生女子のダメ出し

    ガレージで自転車の整備をしていたら、自宅前のゆるい坂道をマウンテンバイクの3人組がかなりのスピードで駆け下ってきた。先頭の自転車が道いっぱいに蛇行していた。住宅地の舗装路で何を粋がっているのか、たしょう痛々しかった。

    その連中が過ぎ去ったら、横町から4年生くらいの小学生女子が二人出てきた。一人が「何やってるのかしら、あの人たち」と言った。冷静な口調だった。驚きも感心もない、まったく心を動かされていない、残酷なほど純粋な軽蔑。

    粉砕されたなと思った。あるいはスピードを出しておいてよかったのかもしれない。聞こえてたらだいぶ傷ついたろう。

  • 久々にロード

    京見峠から杉坂を経て持越峠を越えて帰宅。

    京見峠は京都側からの登り口がよく分からなくて、持越を越えて裏から帰ってくるルートにしかしていなかった。表から登ってみたら意外に登れた。下るときには頭に血が上るくらい前傾姿勢になるんで、とうてい登れはしないと思っていたのだが、峠道は登りより下りの方が急傾斜に感じられるものかもしれない。

    今の私のレベルだとこの峠くらいがちょうど良さそうだ。こんな急な坂はこれ以上登れんと思う、その限界ぎりぎりでしばらく傾斜が緩くなり、足や心臓が多少休んだところでまた次の急坂に取りかかる。絶妙。

    とはいえ茶店の手前でついに足を着いてしまったが。まだまだ貧弱だ。この峠を物足りなく思うほどでないとなかなか花脊は越えられないだろう。

    峠の向こうで有名なハンバーグを食べて、杉阪へ向けて下る。峠を越えるととたんに空気が冷たくなる。杉坂の気温は16℃だと電光掲示板に出ていた。買ったばかりのパールイズミのウインドブレーカーが役に立った。

    持越峠は杉坂側からの登り口がまたよく分からなくて、つい真弓まで行ってしまった。引き返してなにやら事業所脇の細い道を上る。持越を杉坂側から登るのは初めてだった。やはり下るよりは登る方が傾斜が緩く感じられる。そのせいか、雲ヶ畑の集落に出る直前の、13%と表示の出ている付近は実に怖かった。

  • 自転車三昧の休日

    昨日は当直明けに、当直明けなのであんまり上り下りのあるコースは嫌だなと思って、ふだん尊敬して読んでいるブログでみた小関越え〜琵琶湖〜瀬田川天ヶ瀬ダム〜宇治のコースを走ってみた。

    北山は峠がつきものだがこのコースはほとんどアップダウンがない。というより延々下り坂のような気がした。エッシャーのだまし絵でもあるまいし、どこかで下ってたらどこかで上ってないとつじつまが合わないのだが。

    宇治から山科を通って蹴上までが、ひどく暑くて辛かった。どこか涼めるところがないかと道々見たのだが、小銭しかもってなくても入れて自転車もそれとなく監視できるところとなると、せいぜいコンビニくらいだった。でも川沿いの歩行者・自転車専用の道を二人乗りの原付が走り抜けていくような土地では、たとえコンビニの窓越しであれロードバイクから目を離す気にもなれなかった。せめて木陰のある公園でもないかなと思ったが見つけきれなかった。懐が寒いと熱射病よけもひときわ困難なのだな。よい教訓だった。

    熱射病で行き倒れて、うっかりその辺の救急病院に担ぎ込まれたりしたら、どこの病院の医者だってことになって院長に恥をかかせることになるなあとも思った。鍛え直してやるとか言ってゴルフにつきあわされるような羽目になるのもなんだかなあと思った。

    とは言いながら帰り着いてシャワーで体を冷やして一息ついたら、録画してあった「サムライたちの夏 2010」なんて見たりしていた。新城幸也さんのフォームってやまめの学校の堂城賢さんが理想とおっしゃるほど骨盤倒れてるかな?とか思った。骨盤はしっかり立ってるように見えるのだが。

  • 小学生のビワイチ

    夕方のニュースで小学生のグループがビワイチに挑戦して2泊3日で走りきったと報じられた。距離は200kmだそうだ。坂道を登るシーンがあったが賤ヶ岳旧道ってあたりだろうか。意外にひょいひょいと登っていく。ヒルクライムの人たちが体重にこだわるわけだな。

    今回はあんまり身の丈に合わない自転車に乗ってる子はいなさそうに見えた。悲壮な動機を抱えていそうな子もいなかった。ただ、みんなマウンテンバイクで、例によってブロックタイヤの子もいた。タイヤをスリックタイヤに換えるくらいの手間はかけても・・・と思って、いまさら思い当たったのだが、あれは本物のマウンテンバイクじゃなくて「ルック車」ってやつなのだろうか。フレームからホイールを外すのも一苦労ってやつ。それじゃタイヤがそのままなのも仕方ないかも。

    大人はボランティアの大学生だそうだが、なんで野球帽なんてかぶってるんだろう。しかもお揃いの。自分らだけで遊ぶぶんには何も言わないけどね。子どもを引率するときには格好優先じゃなくて子どもの手本になるように考えてほしいんだけどね。*1なんで全行程舗装路なのにフロントサスのマウンテンバイク?とか思ったけど、歩道を走るにはその方がよいのかも。

    途中で子どもが3人ほど絡んで落車してしまって、壊れた自転車を押しながらその日のゴールまで歩いてたどり着いたと紹介されていた。大人はゴール地点で拍手して出迎えていた。その場で修理できなかったのかな。子どもはよく頑張った、でほめられるけれど、大人は反省してほしいものだと思う。

    *1:とか言いながら、むかし湖西地方で勤務していた頃の記憶をたどっても湖西湖北はそんなに救急医療が潤沢じゃないんで、頭をぶつけても大事に至らない準備はしておいてほしいとは思うけれども。

  • NHKのニュースに紹介された自転車の少年

    朝のNHKニュースで、8歳くらいの少年が、数日かけて全行程320km走る自転車ツアーに参加して完走したと紹介されていた。何でもすぐに諦めてしまって長続きしない性格を鍛える趣旨だそうだ。本人による、お兄さんのような—6歳のとき交通事故で亡くなられたとのことだが—優れた人格になりたいとの趣旨の発言もあった。

    走行シーンをみて、かわいそうにと思った。自転車的に間違える可能性のあるポイントはすべて間違ってるんじゃなかろうかと思った。大きすぎるマウンテンバイクに乗せられ、映画のイージー・ライダーみたいな姿勢で走らされていた。タイヤはブロックタイヤで、チェーンやスプロケットはずいぶん黒く汚れているように見えた。ヘルメットは通気穴もなく重そうな通学用白ヘル、手袋は軍手だった。水筒を持っている様子もなかったが、リュックにハイドレーションシステムを仕込んでいたのだろうか。

    あれでは自転車も重くて走らせ難いだろう。乗車のフォームは理想にほど遠く、オフロード用のブロックタイヤや汚れたチェーンに余計な力を使わされる。服装は放熱などまるで考慮していない。実際、辛そうだった。汗まみれになって、変な姿勢で、走りのわるい自転車を必死に走らせていた。何度も弱音を吐くが、それでも乗り越えていく姿が健気だった。何がまだ幼い彼をここまで駆り立てるのだろうかと思った。亡くなった兄に対する劣等感に駆動されてのこととしたら哀れだし、そうして自転車を走らせようとする彼の努力のかなりの部分が無知に由来する無駄な努力ときては、これほど哀れな話もあるまいという気がした。

    引率者は、ヘルメットも被らない、バンダナの中年男だった。やめてもいいよと何度も水をむけたががんばり通したと少年を賞賛していた。俺の活動は素晴らしいだろうという自己陶酔が透けて見えた。貴様に足りないのは自転車の知識なのか、リアルの他者を思いやる心なのか、それともバンダナと頭皮のあいだに生えているはずのものなのかと、問いただしてやりたかった。三つとも足りなさそうに思えた。

    自転車のよいところは、頑張れば予想外の長距離を走れるところではない。頑張らなくても予想外の長距離を走れるところだ。乗り始めの自転車乗りに自転車が教えてくれるのは、今の駄目な自分でも頑張ればできるんだという凡庸な教訓ではなく、今のままの自分にも自分自身知らなかった力がこれほど潜在していたのだという自己肯定である。であればこそ自転車に乗るのは希有の体験なのであって、頑張らなくてはきみはダメだとしか言わないのならオウム真理教の勧誘とかわらない。

    とくにこの少年には、今のままの君でよいというメッセージが必要だ。8歳になってもなお6歳で亡くなった兄と自分を比べている彼には、君はきみ自身において素晴らしいのだと、まわりの大人が教えてやらなければまずいじゃないか。亡くなったお兄ちゃんに比べてなんと駄目な子だろうと思っている限り、この子が亡くなった兄に追いつくことは今後とも不可能だと思う。そういう面では死者は無敵だ。今のままでは、彼は8歳が18歳になっても80歳になっても、6歳の兄に押しつぶされそうになりながら生きて行かざるを得ないんじゃないだろうか。そもそも何事もすぐに諦めてしまって続かないのも、兄に比べて自分は基本的にダメなのだと思ってればこそじゃないか? 

    くどいようだが繰り返す。そんな彼に必要なのは、限界を超えて頑張って何かを達成した(逆に言えば頑張らないと達成できなかった)経験ではなくて、今のふだん通りの彼のままでも意外に凄いことが達成できてしまったという経験だ。今までの俺は確かにダメだったが頑張ればこの駄目さを抜け出せるのだというありがちな教訓ではなく、今までの俺も意外に凄かったじゃないかというシンプルで健全な自己肯定を得ることだ。アクロバティックな要求に見えるかも知れないが、すぐれた自転車はそれが可能だ。今回自転車に着眼したのは誰だか知らないが慧眼だと思う。それだけに、あのバンダナ中年の自己陶酔と無知に由来する少年の無駄な頑張りが、残念でならない。

    彼の周囲の大人にお願いしたい。これからは彼を死んだ子の代替品として扱わず、一人前のこどもとして扱って欲しい。そのためにも、まずは今の彼の体格にあった自転車(ロードバイクをとまでは言わないから)と、ほんとうの自転車用ヘルメットを買ってやって欲しい。手袋もぜひ。そして、今のままの彼と、しっかりチューンアップされた自転車とに、どれほどの潜在力があるか、刮目して見てほしい。習い事が続かないといった程度の詰まらんことで生きている子どもを見限るような真似は謹んで欲しい。

    バンダナ中年君には、自転車の勉強をしろなどと難しいことは要求しない。せめて、子どもを引率してNHKの取材を受けるときくらいはメットかぶれ。その程度の社会性は持ち合わせてもわるくなかろう。

  • 気嚢システム

    NHKで恐竜番組をやっている。恐竜や鳥の呼吸システムである気嚢システムについて言及されている。コンタドールとかシュレック兄弟とかもこっそりこういうシステムを備えてやいないかと思った。

  • 雲ヶ畑まで往復

    帰宅後、岩屋橋まで往復した。今日のテーマは下ハンドルで走る練習。ブラケットでブレーキをかけながら下るのはつらいので。

    できるだけ下ハンドルで走って、ときどきブラケットに戻してみると、クロスバイクなみに体が起きているように感じる。意外。

    新しい靴は、シマノのSH-R086WEなんだけど、底に空けた穴から風が通るので、マウンテン用に比べて涼しい。買ったばかりなのでクリートの位置にはまだまだ調整が必要。左足はがに股気味についてて、岩屋橋でちょっと休んで調整しようと思ったけど蚊にたかられて往生したのでそのまま帰ってきた。右足の内側の縁が足首に当たって痛いなと帰りがけ思った。ちょっと深すぎるか。やっぱり幅広じゃなくて標準にしておけばよかったかな。とりあえず靴下とインソールで調整してみることにする。