京見峠から杉坂を経て持越峠を越えて帰宅。
京見峠は京都側からの登り口がよく分からなくて、持越を越えて裏から帰ってくるルートにしかしていなかった。表から登ってみたら意外に登れた。下るときには頭に血が上るくらい前傾姿勢になるんで、とうてい登れはしないと思っていたのだが、峠道は登りより下りの方が急傾斜に感じられるものかもしれない。
今の私のレベルだとこの峠くらいがちょうど良さそうだ。こんな急な坂はこれ以上登れんと思う、その限界ぎりぎりでしばらく傾斜が緩くなり、足や心臓が多少休んだところでまた次の急坂に取りかかる。絶妙。
とはいえ茶店の手前でついに足を着いてしまったが。まだまだ貧弱だ。この峠を物足りなく思うほどでないとなかなか花脊は越えられないだろう。
峠の向こうで有名なハンバーグを食べて、杉阪へ向けて下る。峠を越えるととたんに空気が冷たくなる。杉坂の気温は16℃だと電光掲示板に出ていた。買ったばかりのパールイズミのウインドブレーカーが役に立った。
持越峠は杉坂側からの登り口がまたよく分からなくて、つい真弓まで行ってしまった。引き返してなにやら事業所脇の細い道を上る。持越を杉坂側から登るのは初めてだった。やはり下るよりは登る方が傾斜が緩く感じられる。そのせいか、雲ヶ畑の集落に出る直前の、13%と表示の出ている付近は実に怖かった。