出張でいま新宿にいる。東京駅はいつ見ても小さい。札幌の時計台もたいがいだけど東京駅もよい勝負だと思う。新幹線を降りて、八重洲口から丸の内口ってんですか、うええ駅を突っ切って歩かされるのかよと、京都駅の烏丸口から八条口まで歩かされる感覚でうんざりしたのだけれども、歩いてみると拍子抜けするくらいあっという間で、この駅が本当に本邦の首都の中央駅なのかと、ちょっと疑問になったりもした。まあ、この駅があんまり小さかったからこそ、上野がおいらの心の駅だったりする人々も出てきたんだろうけれども。
地下鉄に乗りながら、いつ来ても東京は仮普請だなと思う。これで完成しましたという思い切りが感じられない。今のところはとりあえずここまでという思想が、東京のデザインに通底している。であればこそ発展が続くのかもしれないけれども、向こう1000年くらいこのままで行きます!という腰の据わり方を見せてもいいんじゃないかとも思う。
東京へようこそ!みなさん集合ですね(私の知ってる先生も..)東京はあれでいい〜んです。映画のセットのようにどんどんと街並みが変わって、そこが面白いところ..。ぱっと見は気が付かないと思いますが、昔からある建物の残っていて、あらっ残ったんだと…東京は、震災や、戦争が(古)街を壊していったので、とりあえずの作り方になってしまったのでしょうね(東京人ですから東京を擁護..笑)。どうせまた壊れるし、みたいな。今日は特に大荒れの天気、お気をつけください。
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>向こう1000年くらいこのままで行きます!さすが、京都人。
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