そんな少ない?

昨日の朝日新聞夕刊の記事から

小児救急の拠点病院で、宿直や夜勤の小児科医が一晩に診る患者は平均で約13人にのぼることが、厚生労働省の実態調査でわかった。「宿直が月15回」「36時間働き通し」といったケースもあった。厚労省ではこうしたデータを参考に、小児救急医の待遇改善などに向けた検討を進める方針だ。

一晩13人って、大変に少ないような印象を持ってしまいました。一晩13人ごときでやいやい言ってたら、世間様にはもちろん、他科の諸先生方にも申し訳がないような気がします。
最近の当院の時間外外来の状況は、これよりは少し多いかな(20人程度かな)と思ってます。だから実感としては、一晩に13人なら楽な夜だよなと思いますが、それは当院が専ら1次救急の楽なケースばかり拝見しているからかも知れません。例えば今日は午前9時から休日日直に入っててこれまでの4時間で既に10人は診てますが、通常の診察で終えられる方ばかりで、忙しいとは全然思えません。そういう私らのような場末とは違って、13人の中に到着時心肺停止とかもあり得るような「拠点」病院なら、13人は結構な数字なのかも知れません。
悪意に取れば、厚労省のお墨付きのついた「拠点」病院と、実質的な拠点を担う病院とは別物なのかもしれません。例えば京都で第一あるいは第二赤十字病院をさしおいて、国立京都医療センターを拠点と見なしてたとしたら、今回の調査での受診数が現場の体感より低いのも、納得できるような気がします。
まあ深夜帯5人って言っても、午前1時2時3時4時5時と一人ずつお出でになったら、とても仮眠なんて出来ないわけで(でも寝ないと生きていけないんですがね)、たった5人と他から言われたらムカッときますがね。

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