新年早々・・・で、救急を何だと思ってるの?

 昨日アイドリングにちょうどよい等とふざけたことを考えていたら本日はいきなり超重症のNICU入院が二人あった。準夜帯で分娩に立ち会ってそのまま当直で集中治療。むろん徹夜である。
 就業時間を過ぎて当直帯に入り分娩待機していると、近所の開業医の先生から電話が入る。近隣の診療所は夜診をしているところが多く、午後7時くらいまでは患者さんの紹介を頂くこともある。だから全く予想外の電話ではないのだが、しかし、超未熟児の分娩待機中に「おたふくかぜかどうか診てくれ」と言われると、重症度の落差に面食らう。限られた小児時間外救急医療のリソースをプロの立場にあるはずの小児科開業医が無闇に蕩尽してどうするんだろうと思う。もっと小児救急の需要が切迫している地域でもこんな履き違えた紹介が行われているのだろうか。ちなみに、どう診てもおたふくかぜでしたが。

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